トレーニング成功のコツ | 世田谷区上北沢の鍼灸院 Five Elements

トレーニング成功のコツ

本来であれば春先に書けばいいような話題を一つ。

男なら一度はトレーニングで体を鍛えようと思ったことはないでしょうか?

私は19歳くらいの時に、ふとプールで見られても恥ずかしくないようにしようと通い始めたトレーニングジムを気がつけば20年通い続けています。

初めてから数年経つと、トレーニングを止めてしまって脂肪だらけになるのが何よりも耐えられなくなってきます。

とはいえ脂肪はたくさんありますが(笑)

 

皆さん良く間違えるのですが、トレーニングとひとことで言っても幾つかの分類があります。

腹筋を割りたいからといって毎日腹筋をする人がいますが、あれもある意味間違いです。

腹筋はすでに割れています、腹筋をすることによって腹直筋という筋肉が大きくなって、腱との高低差が出ることにより深い腹筋ができます、が、大前提は脂肪がなくならないと見えないということです。

腹筋を毎日やっても脂肪がなくならない限りは腹筋はコンニチワしてくれません。

そして、体脂肪率が12〜3%を切ってくるとコンニチワしてくれるように思います。

なので、腹筋する前にダイエットしつつ有酸素運動をするのが先なんですね。

しかし、腹筋を見せるだけではただのガリガリです、細マッチョなんて最近もてはやされていますが、しっかりトレーニングしない限りはガリガリなだけなんです。

ウエイトトレーニングと言うのは筋肉をつけて、基礎代謝をあげる行為です、基礎代謝が上がると自然に消費するカロリーが上がるので太りにくくなります。

有酸素運動というのは今ある脂肪を減らす運動です、つまりウエイトトレーニングと有酸素運動を両方行いつつタンパク質をしっかり取るがカロリーは抑えるのがダイエットの基本原則=ライ⚪︎ップさんがやっていることです。

先ほど腹筋についても書きましたが、腹筋に関しても何回できたとかそういうものは筋肉をつけることと必ずしもイコールではないのです。

筋量をつけるためには、まずトレーニングの方法も違います。

良くジムでとにかく重いものをものすごい奇声を発して一回か二回上げて満足している方がいますが、それでは筋肉はつきません。

筋量をつけるには、そんなに重くない重さで重さに耐えながら力を使い切ることが大事なんです。

つまり重さだけではなく力を使い切るということが大事なんです。

 

そして、きちんとタンパク質を摂る、プロテインですね。

皆さんプロテインというのがギャグみたいに使われることが多いのですが、何かというのを知っている人は意外に少ないみたいです。

純粋にタンパク質です。

牛乳や肉で必要量のタンパク質を摂ろうと思うと、不要な脂肪分までも摂ることになってしまいますし、膨大な量の牛乳なんて飲めません。

なので牛乳からタンパク質だけを取り出したものがプロテインなんです(卵や大豆からも作られます)。

 

最後に睡眠、良く休むことです。

寝ている間に成長ホルモンが分泌され筋肉を修復することで筋肉は大きくなります。

 

運動と栄養と睡眠。

この三つが揃わないと絶対に筋肉は大きくなりません。

わかりやすいように例え話をします。

 

自分の家にトラックが衝突して壁が壊れてしまったとしますよね?

トレーニングと言うのはこの壊れた壁を修復することと同じなんです。

運動をすると筋肉痛が起きます、これがこの壁の痛みです。

では、壁をなおさなくてはいけません、それには新しいブロックが必要です、ブロックがないと壁を直せませんよね?

これがタンパク質=プロテインです、材料がなければ修復できないんです。

さぁ、これですぐに壁がなおる!!!訳はありません、魔法のように一瞬では治らないのですきちんと時間をかけて修理しますよね?これが睡眠です。

そして、次に車がぶつかっても壊れないように頑丈に直すのです、これが筋肉が付くということです。

次に同じ重さのものを持っても筋肉が壊れないようにするのです。

 

つまり、筋トレと言うのは筋肉を壊すだけの行為なのです。

良く「昨日トレーニングしたから筋肉付いたでしょ?」なんて言っている人がいますが、そんなことはあり得ません、逆に破壊されているのです。

負荷をかけて筋肉を破壊しているから筋肉痛=筋肉の炎症が起きているんです。

タンパク質と睡眠がないのに筋肉は成長しません、壊れた壁をおもちゃの魔法のステッキで直せないのと同じです。

 

ちなみに、ステロイドという言葉を良く聞きます、ドーピングということでオリンピック選手がメダルを剥奪されたりしていますよね。

あのステロイドと言うのは壊れた筋肉をものすごいスピードで直すためのものです。

つまり、ステロイドを使っても筋肉なんて肥大しないんです、ステロイドを使用して、人の何倍ものトレーニングをして何倍ものタンパク質を摂取するから筋肉が異常に付くんです。

以前、ある病院でこんな会話が聞こえてきました。

「ステロイド剤出されてから筋肉が付いた気がするんだよね、ホラ、触ってみて」と。

どうやら呼吸器のステロイド剤を服用しているらしかった彼と「ほんとだー」とはしゃぐ彼女らしき女の子。

 

いや、あの、すみません・・・・・・・・・

ステロイドとはホルモン剤の総称なんですよ、あなたの服用しているステロイドは副腎皮質ホルモンであって、アナボリックステロイドとは男性ホルモンのテストステロンであって、蛋白質同化ステロイドとは違うものなんですよ。。。

絶対に100%筋肉なんて肥大しないんです、しかもトレーニングもしないで肥大なんてしないんです・・・・

とずーっと心の中で思っていたのですが、本人たちが幸せならそれでいいのかなと思いながら聞いていました。

 

もしこれからトレーニングで体を変えたいなと思っている方がいれば、ウエイトトレーニングと栄養と睡眠。

これが三つ揃わなければトレーニングは成功しないと覚えておいてくださいね。

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