だんだん寒くなってくるとお味噌汁が美味しくなります。
昨日書いた豆の話と繋げると、お味噌汁も大豆が原料ですから体を温める効果があるのではないかなと思っています。
さて、お味噌汁の具といえば・・・
・油揚げと小松菜
・豆腐と油揚げ(わかめもイン)
・大根と油揚げ
・かぶと油揚げ
どうやら油揚げがとても好みのようです。
そして、あさりやしじみのお味噌汁も大好きです。
しかし、このあさりとしじみに関しては・・・ちょと作るのをためらってしまうのです。
あさりやしじみは生きているうちにお湯に入れないと開いてくれませんよね?
なので、沸騰した出汁に入れるのですが・・・・
鍋の中でカチャカチャと開いている音があさりやしじみの断末魔に聞こえてそれはそれは心苦しくなるのです。
なので、その時は手を合わせていただきますと心の中で念じています(笑)
それでも、あさりやしじみのお味噌汁は大好きなのでついつい買ってしまうのですが、しじみの場合なぜ哀愁を感じるのかというと・・・
身を食べられないことが多いんですよ、小さすぎてとてもじゃないけど一つ一つ食べていられないといいますか。
十分に美味しい出汁が出ているので、どちらかというと出てきた出汁を楽しむのがしじみのお味噌汁なのではないかと考えているので、熱い思いをさせてしまった上に身も食べられないみたいな悲しさを覚えるのです。
それでも美味しくて温まるしじみ汁。
買わなければどうせ他の人に買われていくか、賞味期限が切れたら破棄されてしまうしじみたち。
いろんな想いを抱えながら買い物カゴに入れる時の刹那の葛藤があるのですね。
こんなこと考えているのは私だけなのでしょうか?
それはさておき、しじみは肝に作用すると言われています。
しじみが二日酔いにいいなんて言われるのはこういうこともあるのでしょうね。
これからの季節、かわいそうですが「いただきます」の気持ちを忘れずにありがたく作りたいと思っています。