私はお風呂がとても好きです。
キンキンに熱いお湯に入浴剤を入れて入るのがリラックスタイムなのですが、今は入浴剤って本当に星の数ほどありますよね。
バスソルトとか、炭酸入りとか・・・
ちょっとお高級なものだとアロマオイルが直接入っていて、それはそれはいい香りがします。
しかし、そういうのに入っていると、ある一定周期でバスクリンが恋しくなります。
そう、あの一昔前の黄緑色のゆずの香りのあれです。
よそのお家のお風呂場の前を通ると香ってくるあれです。
その一定周期が昨日来まして、バスクリンでお風呂を楽しみました。
バスクリンのいいところは、基本的に香りが変わっていないことです。
弾けるビーズみたいなものが入っていたりして、フレッシュ感は出ているものの、香りはあのまま、30年くらい前と何にも変わっていません。
入浴剤の歴史を辿ると、バスクリンから始まり、炭酸風呂のバブが出て来たと思えば、バブルスターなんていう泡風呂が進出して来ました。
そのうちナチュラリズムの波に押されてか、発汗効果のあるバスソルトやよりナチュラルな香りのするアロマオイルのもの、さらにはシャワー入浴剤(?)みたいなものまで出て来ました。
しかし、人というものは原点回帰をしたくなるものなのです。
いくらいい香りのものが出ても、温浴効果が高まっても、あのノスタルジーを掻き立てるバスクリンにはかなわないのですよ。
もう魂のルフランですよね。
優しさと夢の源です。
田舎のいばあちゃんの家に行った時には必ずお風呂にはバスクリンでした。
今でもバスクリンを入れると、気分は一気に小学生にまで遡るような気がします。
心だけでも小さい頃に戻るというのは、やはりとてもリラックスした状態になれるのではないかなと思います。
ぜひバスクリンお試しください。