今年も栗を購入したのですが、先日それが送られて来ました。
今年は例年ほどたくさん作らないのですが、今年の渋皮煮は重曹を使わずに仕上げました。
渋皮煮を作る際に、ほとんどのレシピには重曹を使う作り方が書いてあり、私も重曹を使わないと作れないのだと思っていました。
しかし、重曹を使うと敏感な方は食べた後に苦味というかエグ味を感じます、私も結構気になってしまう方でどうにかならないかと思っていたのですが、何回重曹抜きの処理をしても残ってしまっていました。
今回、その重曹を使わずに作成したのですが、私自身はやはり重曹を使わない方が好きですね。
違いとしては、重曹を使う方がより柔らかく仕上がります。
毎年、銀寄の2L-3Lサイズを買うのですが、これだけ大きい栗であれば中に含む水分が多いからかとても柔らかく仕上がります。
しかし、少し小さめな栗の場合はちょっと硬さが残るものもあるようです。
しかし、ガリガリするというよりは歯ごたえが強い感じくらいですね。
もう1つ違うのはとても時間がかかるということです、とはいえ重曹を入れる場合は重曹抜きの時間もかかるので、どちらがいいかというのはいえませんが、茹で時間だけで4-5時間はかかるのではないでしょうか。
とにかく茹でて洗って茹でて洗ってを繰り返します。
一方、重曹を使う場合は柔らかくなりすぎて割れてしまう栗も多いのですが、それは少ないと思います。
重曹を使う場合は、重曹を入れて茹でてその重曹を抜くために何回もゆでこぼすのですが、とても柔らかくなるので割れてしまわないようにとてもとても気を使います。
重曹を使わないときは柔らかくなりすぎない分、多少気を抜いても大丈夫な気がします。
仕上がりの味は、重曹の味が全くしないので使わない方がとても美味しいです、より栗の風味が感じられるのではないでしょうか。
今年は栗の出回っている数もあまり多くないみたいなので入手したらぜひ試してみてくださいね。